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視覚の特性

 運転手は視覚の特性を知り、視覚にも弱点があることを認識して運転に臨まなければなりません。前方に注意を向けることも大切ですが、頻繁にルームミラー、サイドミラーに気を配ることも求められます。特に運転中の視覚は視線を注ぐ時間が短くなるため、注意力の分散が生じてしまいます。その結果、見落としや見間違いが生じますし、視野は狭くなります。この動体視力は一般に、速度が上がると低下することが知られていますが、加齢によっても低下します。高齢者の運転手は、そうした自分の弱点をきちんと認識する必要があります。

 視覚にはその他にも様々な弱点があります。例えば、明るさの変化によって、視力は急激に低下します。経験のある人はよく理解できるはずですが、トンネルから出る時、トンネルに入る時に感じられる違和感がそれに当たります。つまり明るさが変化することが事前に分かっている場合は、直前にスピードを落として注意を払わなければならないのです。よく似た視力の低下現象に、げん惑と呼ばれるものがあります。これは、対向車のライトが目に入ることで生じるもので、正に一瞬で視力が奪われてしまいます。回復には十秒以上かかることもあるため、その間は大変危険な状態に置かれます。げん惑を感じたら、まずは車を停車することが大切です。その上で、視力の回復が完全であることを確認するまで、休息を取るようにします。因みにげん惑の防御策が無いわけではありません。対向車のライトを直視しなければよいわけですから、視線を左下方の道路上に向けるのが推奨されます。

こうした訓練も教習所や合宿免許で学ぶことが出来るかもしれません。

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